Anzol
AnzolはNicが手に入れた古いTeiscoのギターに着想を得て開発されました。
Nic曰くIsland Instrumentsの”スペシャリテ”として設計・開発されたギターで、その拘りは随所に感じることができます。
まず最初に目につくのが独特な形状をしているブリッジプレート。NicがAnzolのために設計を行いカナダ国内で製造されています。
また使用する木材はすべてカナダ国内で採られたものを使っており、一つ一つギターに合わせて最適なものを選択肢このモデルに使われています。
このギターにおいて特徴的な要素といえば上述のブリッジプレートもそうですが、ネック・ボディ材の構成もそれと同じくらい興味深い仕様となっております。
ネック材にはポプラを使っており、ボディ材にはパイン。どちらも一般的なモデルにはラインアップとして並ぶことが少なく感じます。
特にネック材のポプラ、一般的にはムスタングなどのスチューデントギターのボディに使われ、軽く柔らかい木という印象を持つ方も少なくはなくないかと思います。しかしながらその軽さから鳴るガランとした響きはまさに極上のクリーントーンのポテンシャルを秘め持っており、Nicはネックにおいて使用に耐えうる安定したポプラ材を個体に合わせセレクトし採用することで、結果としてAnzolを”スペシャリテ”としてIsland Instrumentsの象徴的なサウンドと決定付けました。
PUにはIslandでは標準的に搭載されているMojo PickupのFoilsonicとTLタイプを採用。リアに使われているTLタイプのPUは清涼感があるアタックと力強いサステインを持ち、またフロントでも甘くなりすぎずハジけるように太くクリーンな音を叩き出します。
Specs
・Pine Body
・Quartersawn Poplar neck w/ 2-way truss rod
・Quartersawn Roasted Maple fretboard, 25 scale
・1-11/16? nut width
・Proprietary ISLAND top-load bridge machined from aircraft aluminium w/ compensated brass saddles
・Gotoh staggered post tuners
・MOJO Pickups custom balanced set: Foilsonic and Tele bridge
・Choice of any milk paint colour and rear-painted acrylic pickguard
Price:ASK